お教室でございます

  しっとり曇り空。本日は酵母パン教室です。お気をつけていらしてください。まどろんでいるかのようなお天気です。暑くはならないでしょう。

 本当は今週はアマランスブレッドにしようと思っていたのですが、アマランスを持ち込んだ張本人のきょーこちゃんが今週お休み。来週の土曜日しか来れないということなので、アマランスは来週に日延べすることにしました。

 はちゃー、どーすんべえー?と思っていたら、久々に一本挽きの地粉(全粒粉)が入手できたので、今回は地粉の扱いをテーマにします。

 普通、全粒粉と称されて売られている粉は、採り分け挽きの粉にふすま(皮)を混ぜたものです。
 しかし、本来的な「全粒粉」とは、ホールフードで、麦丸ごと全部を挽いた(これを一本挽きといいます)小麦粉です。部分部分を混ぜたものではありません。
 本物の全粒粉を入手するのは、なかなか難しいことです。自分で麦を栽培して自家製粉でもするしかないですからねえ…。まあ、そのような粉を久々にいただいたわけです。しょっちゅう手に入るものではないので、この機会に本当の全粒粉のなんたるかを今回のテーマにしましょう。
 丸ごと全部の穀物って、食べ物としてはとても優れているのですが、パン作りに使うとなると、やはり、その特徴(発酵に対する活性)を知らなければいけません。
 ちょーど、うまい具合に丸ごと全部の穀物テーマがつながりそうなので…。またまた勝手にアイテム変更です。(大丈夫、アマランスブレッドの試食パンだけはちゃんと用意してありますからね)。