悩める子羊

 いや、年老いた姥羊か…。昨年の夏以降から、立て続けに仕事に必須の機械が壊れ続け、とどめの一発は今回のパソコン壊滅騒動。もう、こうなってしまっては笑うほかない。人は不安だから笑う。苦し紛れに爆笑する。
 先々のというよりは、はっきり言って今現在、目前にある大問題に、くるみのようなサイズの脳みそを悩ませているわけよ。
 営業許可も取れないような自宅での細々とした零細稼動教室。ちゃんとした場所を確立したい。ただし、教室を開催できたとしても、私のやっているものの都合上、準備期間のほうが大きいので、月に数回から多くて10回程度の教室が限度。家賃の生じる賃貸場所をその間、空っぽで遊ばせておくわけにはいかないので、やはりカフェのようなオープンスペースにして…フル稼働させるしかないと、思いあぐねてしまった。
 本当は製造販売許可の取れるような自分のキッチンスタジオみたいな形態にもちこみたいのがホンネだけれど、あれもこれもと生産物がシッチャカメッチャカ多種すぎて、製造許可条項をクリアするのは無理と悟った。打開策として考え出したのが、表向きとタテマエはベーカリーカフェ「飲食店営業」。その隙間で教室としての時間を確保するという手段。店という形態ならば、細々と生産物も販売できるだろう。飲食としての収入も開拓できる。今のままではパン一個の物販すらも許可されない。物販も、やるからには公に販売できるように、きちんと営業許可を取ってから開始したいしなあ〜。
 あ、そーいえば、保健所に料理教室としての営業許可条件を聞くの忘れていた。(私の頭の中で、月数回〜しか開催できない教室というものをわざわざ言及してたずねるという発想がなかった)。これから聞かなきゃね。料理教室としての条件と飲食店としての条件は、たぶん何がしかの差異があるでしょうから。キッチンスタジオなんていう営業許可条項もあるのかなあ?いずれにしても、食べ物に関する営業って、何がしかの条件をクリアしなければいけないもんなあ…。