結局、大風邪は土曜の夜中まで居座ってから退散しました

 木曜の夜中から猛威をふるっていた大風邪は、土曜の夜中あたりに、退散していきました。48時間の闘いであった。(みきには風邪をうつしていなかったようだ。メールが来てた。しかし、私から送ったメールはエラーが出ていて送付できない)。
 いやはや、風邪というものは、なかなか良いものです。ゴホゴホ苦しんでいる二日間、酒も飲めず煙草も吸えず、食事もせず、出かけることもせず。一日中とろとろ眠って、常日頃の睡眠不足を解消し、なんとも「健康的」かつ摂生ある養生の二日間でございました。意図せず、禁酒禁煙、プチ断食。私のような人間はときたま風邪くらいは引くべきなのです。(そうでもなきゃ摂生しないであろう)。(アホ)。
 結局、とろんのライブには行けずじまい。残念である。しかし、行っていたら、ぶり返していたでしょうな。(意外とまともに摂生していた)。
 朦朧とする頭で書評用の柴田元幸さんの「つまみぐい文学食堂」(角川書店)を読んだ。数ページ読んでは、そのまま眠り、また目覚めては読みの繰り返し。しかし、何とか土曜の夜中までに読み終えた。不思議な本だった。風邪のせいでラリった頭で読むから尚の事か?これでまともに書けるのだろうか?締め切り間近。新聞の書評コラムなのに、またぶっ飛んだことを書いてしまいそうだ。激しい咳と絶え間ないクシャミのせいで、筋トレの後みたいな筋肉痛がする。実に爽やかであるが、本の内容は混沌とした闇の中にドロドロとうずまいているだけ。やばい。