沢庵漬けの二番床で浅漬け沢庵

 沢庵漬けを作っている方は昨今少ないかもしれませんが…。私は12月になると沢庵漬けを仕込みます。そして、ちょうど今くらいに食べ終えます。本漬け沢庵を食べ終えた後に残る糠床…。これをすぐに捨てるのは惜しいのです。沢庵の美味しさがたくさん染み出ていますから。
 上がっている余分な水気を軽く捨て、糠床に砂糖を適当に混ぜ込みます。(これは糠床の菌に栄養と発酵力を補充する意味もありますし、浅漬け沢庵の優しい味付けにもなります。ですから、砂糖は好みの量で加減してください)。
 軽く干した大根をこの2番床に漬け込んで重石をして1週間〜10日間ほど置きます。沢庵風味の歯切れよい軽い味わいの漬物になります。本漬けのしなしなと黄色くなった沢庵よりも、ずっと食べやすいのです。(薄味なので、ついついカリカリと食べ過ぎてしまう…)。
 大根の葉も一緒に漬け込んでいます。(外側のゴワゴワ傷んだ部分を取り除き、芯に近いキレイな葉の部分)。これは洗ってみじん切りにして水で軽く塩抜きした後に炒めると、野沢菜の油いためみたいな漬物になります。沢庵漬けを作っている方はぜひ、二番床も活用してみてください。

 前回のブログは尻切れトンボになってしまいました。何となく、生活面がこちゃこちゃ忙しいみたい。(仕事のほうも忙しくなればいいのだが…)。晶文社の重版本が2月初頭より、また店頭に並ぶことになったので、急きょ教室の体制を従来どおりに立て直さなければいけない。(今回の重版本2冊には、ちゃっかりと教室への連絡先メールアドレスを加筆してしまったのだ〜っ!)(そして、ちゃっかりと、入会の生徒増強を企てているのだ〜っ!)。教室は今もってまだ、再開時同様の1回制のスポット体制でやっている。これって、全然よくなくて。せっかく予定を立てても、予約無しの時や、急なキャンセル発生のときに、予定や準備したものが全て台無しになってしまうわけです。組み上げたスケジュールがスケジュールどおりに進まない。結局、次のスケジュールアイテムも定まらなくなるわけです。早々に従来どおりに組み立てなおして、きちんと会員制にして安定した内容にし、募集しなければ…。あせっても、1日中、なにやかにやで埋まってしまい、後手後手になってしまう。ああ、反省。