新年明けちゃった

 年末に来客が続き、その上、玄米糀作りで遊んでいたのです。で、31日になってから、あわてておせち作り。昨年末の教室の「おせち料理」予約生徒はいなかったので、だ〜らだらと気ままに、ギリギリに。(ラク〜)。
 昨日、元旦。麻衣も、昌弘も我が家で合流して三人でご飯大会。昌弘いわく「わあ〜、弘子さん、このおせちなら1セット1万5千円以上でで売れる!僕、営業係になります。来年からは販売しましょう!」。でしょ〜。お一人様5千円の教室なんかやって、おせちを持ち帰らせていたのでは大赤字になっていたであろう。おせち作りも餅つきも全部一人でやった。
 今年の昆布巻きは精進で、具はゴボウと人参。油揚げのおとしぶたをかぶせ、同じ鍋で手綱こんにゃくも一緒に煮含めた。使った道具は小さなゆきひら鍋二つだけ。砂糖は一切使わずに、徳島の山口養蜂園から取り寄せたみかん蜂蜜と自家製みりんにしてみた。去年のものより出来は良いようだ。昌弘のけぞり100点満点くれて、麻衣は「今年のはいつもより、リキがはいっているねえ」。よしよし、いい子だ。
 おせちはどんなに少量仕込みしても、小型三段お重箱に最低でも3ケース分くらい出来上がってしまう。1ケースはご飯大会で三人で食べて、1ケースは麻衣に持ち帰らせて、残り1ケースは昌弘が吉祥寺のハモニカ横丁で店を(年末年始も休まずに!)やっている彼の友達のところへ持っていってくれた。助かった。これで、我が家の冷蔵庫も普段どおりのスペースが空いて、本日より、いつものシンプルライフ、シンプルクッキング、そして、毎度お馴染みのその日暮らし。
 明日は山梨の山下僧侶ご夫妻が来るし、あさってはホッチ鍋のコージクンと幸子ちゃん夫妻が群馬から来る。山下住職には意地でも玄米糀作りを教え込むのです。エーコージでの三月の味噌作り大会、従来の購入市販糀ではなく、住職自らの手作り玄米糀を使用すべき!と、説き伏せてあるのです。(どういうわけか、僧侶を悪しき道へと洗脳している私)。コージには、味噌を作るならコージなんて買うな、私が玄米コージを作ってあげるから、コージよ、コージを取りに来いと、これも洗脳しておるのじゃ。こうして、私の味噌ファミリーが、コウジ菌家族が、全国中にどんどん繁殖していくのでございます。そういえば、年末には内藤弘子ちゃんが、味噌玉とダンナを引き連れて、我が家に「味噌玉検診」に来た。ちょいとヤバイかも系のカビも生やしていたようだが、まあ、致命傷とはいえず「ダメモト精神で本仕込、GO!」の診断を下した。ダンナ、おとなしくて優しそうな男だった。(女房の弘子はその100倍くらい元気で賑やか)。当方、こちらの弘子も内藤弘子に負けぬほど賑やか。早稲田ボーイの昌弘と弘子ダンナ、男二人がコソコソ何やら…。「早稲田OBで弘子被害者友の会を結成しましょう」と話し合っていた。