麦糀の完成

 撮影用の麦味噌を仕込むために、3日間前から麦(押し麦が300gくらい残っていたので)の糀を作っていました。三日目の本日、完成。
 これは「とも麹」のやりからで、米麹が180gくらい冷蔵庫で眠っていたので、蒸した麦と、その米麹を混ぜ合わせて暖房の側に放ったらかいておき(作ったというよりは)できあがるものです。菌を種付けするより、ずっと簡単にできあがります。教室やめると同時に経済破綻決定。これからどうやって生活していけばいいのか分からないけど、まあ、なんとかなるべ〜。(いえ、なんとか、せねば。)たくわえなんか10年前に底つきちゃってるしさー、ああ、凄絶なその日暮らしの人生。本なんか書き続けるから貧乏になるんだよ。これは天罰である。
 本日はこれから自然食通信社の編集長女史らと打ち合わせ。その次の日は残り少ない日々のきょうしつ。で、新聞の原稿の締め切り。で、その後にすぐ雑誌の撮影。で、そのまま梅の本の入稿。その合間合間に「日本のお豆さん」自分の本の原稿書き。寝てないのよ。くそ忙しくて。それなのに、ああ、それなのに、なんでえ〜経済破綻するんだべえ〜。

 さてと、編集長女史が来る前に、醤油麹の仕込みでも一発頑張って済ませておくとするか・・。この際、自棄(やけ)になり醤油まで作って…来る発酵食教室設立開始に向けるのでございます。

 人生、頑張れば報われるというものではありません。頑張れば頑張るほどに、下へ下へと落ちぶれてゆく人間もいるのです。でも、手作り味噌も手作り醤油も美味しいよ!