ポテトの白いパン

 今週のパン。今、焼きあがりました。明日、写真を撮る時間がないとやばいので、今掲載しておきます。夜の台所、赤色電球の元での撮影なので、色が赤いです。本当は白いパン。

 パン生地にマッシュポテトを入れたパンです。

 パン生地に野菜を入れると、生地が緩み(グルテンが低くなるから当然なんだけど)発酵が早くなります。簡単ではないパンですね。

 成形時に強く引きすぎるとすぐ生地切れします。丸めはゆるく。成形にひねりをいれて生地の引きと弾力を出しました。

 フワフワの優しい味のパンです。3時に捏ねて9時半に焼き上がり。野菜のパンは午後から捏ねても本日中に焼きあがります。卵は入れていませんが、バターは多め。ポテトとミルクの香りがします。じゃがいもは北海道の実家の庭で採れた家庭菜園のもの。

きのこたっぷりハッシュドビーフ

 今は購入するきのこのほとんどが栽培モノですね。旬も何もあったものではないですけど…。山で摘み取ったきのこの香りが懐かしいです。
 ウスターソースとトマトピュレで簡単にできるきのこたっぷりの料理はいかが?

ビーフ薄切り250gに、塩コショウ少々、小麦粉大さじ1をまぶしておきます。玉葱1個は半分に切って繊維に沿って5mmに切ります。大さじ1のバターで玉葱を狐色にしんなりなるまで炒めて、ビーフも入れて炒めます。赤ワイン1カップ、ガーリックペースト大さじ1、トマトピュレ大さじ5、ウスターソース大さじ4、みりん大さじ1を加えて8分煮て、一口大に切ったこのみのきのこ取り合わせを200g加えて2分、煮ます。
 きのこを後から入れるのはきのこの歯ごたえを残すためです。

 撮影用に前日に作り置きする場合はみりんを加えずに作って、当日、撮影間際にみりん適量を加えて再加熱すると、作りたてのような艶がでるんだよね。どんな料理も撮影用のものはそうやっています。はっきり言って、撮影時に全部が全部当日作れるわけじゃないので。ほとんどを前もって作り置きしておいて、撮影直前に作りたてのような見た目に加熱しなおすのです。仕事で撮影となると、一回に数十品も撮ることもままあります。撮る側の方も経費削減で全部を1日で撮ろうとするわけよ。そのキツイ要望に応えなければいけない。いちいちブーたれていては料理仕事を干されるのです。キツイけど、仕事で得た撮影のワル知恵はブログでも役立っています。そーでもなきゃ、クソ忙しい毎日の中で、料理ブログ更新なんかできるわけないのです。

 今週のパンは「じゃがいもの白いパン」です。明日の朝、撮影する予定ですが、どーなることやら。今夜、うまく焼けたら可能ですけど。
 野菜を入れるパン生地は水分判断や発酵判断が難しいです。でも、うまくいくと、フワフワでとても美味しいパンになります。失敗したら、今週のパンの撮影は無しのまま水曜の教室です。火曜日は早朝から番組の収録になってしまうので、撮影時間はないのです。ごめんなさい。