桜漬け

 また雨と曇天。本日も撮影不能なので以前に撮り置きした画像。さくら漬けです。桜色の漬物で、別に桜の花や葉を使っているわけではないのですけれど。普通の塩味の一夜漬けに赤梅酢(赤紫蘇に梅酢)を少し混ぜ加えただけのものです。紅しょうがとみょうがの千切りも少々加えた野菜の漬物です。写真は大根ときゅうり。大根は適当サイズに切って、しなっとするまで干してから漬けると味も歯ごたえも良くなります。赤梅酢はほんのり淡い紅色になる程度加えます。鬱陶しい天気が続くときは、見た目のきれいな料理を食卓に置きたくなります。塩揉みした赤紫蘇に梅酢と合わせ酢をたっぷりかけて浸し置きしたものを冷蔵庫に常備しています。
 普段の一夜漬けに加えたり、酢飯に加えて桜色のご飯にしたり。美しい薄紅色が目に美味しいのです。
 薄紅色の酢飯「桜ご飯」は花型で抜くと可愛いのです。(そのうち、これも作って撮影しておかなければ…。)真ん中にミモザそぼろをのせます。ミモザそぼろはゆで卵の黄身を湯せんにかけて煎りつけて黄身をぽろぽろサラサラの顆粒状にしたものです。
 これ、元はメダカの赤ちゃんの離乳食(!?・・赤ちゃん食か?)として作ってみたものなのですが、もちろん人間にも使えます。桜ご飯のトッピングにするとメチャ可愛いのです。メダカに食わせるのはもったいなくなった…。ふりかけ作りなどにも応用できるし、簡単なので試してみてください。キレイな黄色い粉になりますから。

 昨日は雑誌の撮影でした。初めて全部「デジタル」撮影。写真を撮るとすぐにその画像をパソコンで見れて、…す、すごい!と今さらながら文明の利器に驚いたぜっ!ホンマ、すげえ。撮影終わると同時にCDを出版社の人に渡して、再び、ビックリしてしまった。普通はフィルムを現像所にもっていくために車をぶっ飛ばすわけなんだけど。「ワア、9時で閉まっちゃう、間に合うかな〜。」とか言われちゃったりとか。そんな手間もいらないんだねえ。初めてですよ、あんなの。すごいよ。
 今回のカメラ氏も全部自然光で頑張ってくれました。年寄りカメラマンならすぐに照明とかフラッシュとか当てちゃうでしょ。今回、若い人だったので、助かりました。大変、お勉強になった昨日でございました。