枝払い

 夕方、うっとうしくなってきた庭の木の枝払いをやった。かなり、思い切り良く散髪。石窯の右側に青々と茂っているのが枝払いの枝の群れ。

 これを干して、短くのこぎりで切ると、石窯用の薪になる。小枝はいい炊きつけになる。自給自足の燃料資源だよねえ〜。

 まだ、去年の薪が1回分くらい残っている。来週(第4週目あたり)の教室は遅出の夕刻からの開始にして、久々に薪の石窯焼きでもやろうかあ?そろそろ、野外でのパン焼きや料理もやりたいよねえ。

 薪割りが大変になる弘子ちゃんです。…・。ああ、筋肉労働者!

久々に早朝から晴天

 何日ぶりの晴天の朝だろう…。待ちに待っていたオレンジ色の朝日が東側の窓から差し込んだ。5時3分。

 あわてて撮影の用意、アワワワワ…!朝日の色と光の強さは刻一刻と変化し続けて、とどまることをしない。アワワワワ…!オレンジ色の朝日なんて、ほんの一瞬だ。逃してなるものか。アワワワ…!
 やべーよ、イングリッシュブレッドとカンパーニュしか焼きあがってないよ〜、勘弁してくれよー。ずっと曇天続きの朝だったから油断してた。

 それでも、必死に一瞬のオレンジ色の光の中で「パンの良いお顔」を撮りたくてシャッターを切った。と、その真っ最中、電池切れ。ガガーン!
アホッ!!こんなときに切れるな!このドマヌケ。わなわな震える手で電池を入れ替える。う、うまく開かない入らない閉まらない。オレンジ色の朝日はどんどん白々と変わっていく。

 電池を取り替えた時にはすでに、朝日は早朝の白い日差しに変わっていた。………。

 のがした。…。また、のがしてしまった。…・・。

 居直って白い朝日の中で何でもない山形食パンを取った。5時26分。後からダウンロードして見ると、オレンジ色の光の中で撮った数枚は全て、手ぶれとピンボケ。

 落胆。

 めげずにブリオッシュ生地を仕込む。今週の教室パンはブリオッシュ。このパンもオレンジ色の朝日が似合いそうだぞ。
 ブリオッシュ生地は発酵させて、一晩寝かせてから、成形します。他のパンより時間も手間もかかります。今回は正統派のこれでいきます。今までの教室では菓子(ビエノワーズリー)というよりはパンに近い配合と作り方にしていたのですが、今年から心を鬼にしてわざと大変な配合にしてあげます。ガハハハハ!教室のみなさん、楽しみにしていらしてください。正統派ブリオッシュ(クグロフもブリオッシュの一種)は本当は・・世にも恐ろしいべとべと生地で、まるでバタークリームを手で捏ねているみたいなのですぞ。いい写真を撮りたいので、今回からブリオッシュもクグロフも正統派の本格的ビエノワーズリー。(まあ、動機はちょっと不純だがな。)いろいろな理由と動機で当教室のパンの配合と作り方はどんどん変わります。世の中に不変のものなどないのだ。不変と思われる太陽ですら、日々刻々とその光を変化させているではないか!
 なにがあっても、めげることはない。

日はまた昇る