たこ焼きにキャベツを入れては何故いけないのか?
しかし
お好み焼きには何故キャベツを入れるのか?
関西の偉大な食文化、たこ焼きとお好み焼き、この両者の相違点の疑問。いまだ私には解明がつかず。
たこ焼きは何故、丸く小さく焼き、お好み焼きは平べったく焼き上げるのか?
そして、この違いのボーダーラインを崩壊させると、関西の食文化人はいかなる怒りを発奮させるのか?
たこ焼き生地の山芋を増やして濃度を強め、たこもキャベツもたっぷり入れた生地をお好み焼き状に焼き上げるのが、美味い
名づけて「たこのみ焼き」。ちょっと多めの油で、まるで揚げるようにして焼き上げるのが、緩い生地をきれいにまとめて仕上げるポイント。
(普通のお好み焼きのように焼いては、生地がまとまらず、どろどろに崩壊してしまうから。)
見た目はお好み焼き。しかし、味はたこ焼き。その上、旬の春キャベツがたくさん入っている。
最近、モロッコ産のたこが安いと思いません?キャベツもやけに美味しいし。そして、山芋も(旬でもないくせに)安くなている。窮乏生活者としては、この三者を活用しない手はないのね。たこ焼きを焼くのは意外に手がかかる。どかーんと、でかく作ってどこが悪い。
ウスターソースはたこのみ焼き用に、小鍋で濃い目に煮詰めてから使います。青海苔は前歯にぺったり張り付くので嫌い。きざみのりを使う。鰹節は本枯れ節。自家製ウスターソースの味が生きる一品。