手作りパンのある暮らし

 心地よい五月晴れが続いています。デジカメ写真撮りを始めるようになってから、私はすっかり早寝早起きの田舎のばあさん状態です。
 早朝の、午前9時前の朝の光を集めるために、4時くらいの暗いうちから置きだして、ごそごそ分割、成形、二次発酵、焼成…と、パン作り作業。昼間になってしまっては光が白々しすぎることに気づいたので。
 しかし、撮影に手間取っているうちに、時間はどんどん過ぎてゆき、光のシャッターチャンスをみすみす逃すわけよ。せっかく焼き上げたロールパンの撮影はお流れになってしまった。
 撮影は逃したけれど、焼き上げたパンが籠いっぱいにあふれている風景は、いつ見ても何となく満足。腹いっぱい、じゃなくて、心いっぱいになるね。台所のどこかにいつも、自分の手作りのパンがあるのっていいものです。
 野鳥も起きださない未明の夜空が、藍色になる頃、小鳥たちが鳴き始めます。すると、あれよあれよという間に藍色はネイビーブルーに、そして生まれたての光いっぱいの朝の空に変わります。これを見届ける毎日は人生の時間を得したような気分になります。

 必然的に毎晩8時〜9時のお子様ネンネタイムに眠たくなるわけです。夜更かししてては朝の光を逃しちゃうから。メシ、フロ、ネル、ですよ。

 もしかして、結構、健康的な生活かも…。デジカメ健康法。

アホか…・わたしは…・・。